芦屋市打出の内科の村松医院です。
今回移転に伴い、ICAA協会のMD法を取り入れた、リンパ浮腫専門のメディカルリンパケアをこっそりスタートいたしました。
どうぞよろしくお願いいたします。
まずは、リンパ浮腫専門のメディカルリンパケアで、なぜICAA協会のMD法を取り入れようと思ったのか、そのきっかけからお話したいと思います。
関西ではまだ珍しいICAA協会との出会いは、自分の身体のむくみの辛さからでした。
最初はむくみの辛さをなんとかして欲しくて、エステやマッサージに通いました。でも残念ながらその場しのぎでしかありませんでした。
そんなときに「リンパ浮腫」という言葉を知り、リンパ浮腫についてより知りたいという思いから、リンパ浮腫の研修を受けにいくことになりました。そして、そこで出会った先生がICAA協会を立ち上げた方だったのでした。
リンパ浮腫といえば、主に乳がんや子宮がん、前立腺がんなどによってリンパ節を取り除いた人や、リンパ節に障害が出た人に起きる症状としてよく知られていますね。
でも、手術後すぐにむくみが出る人もいれば、何十年も経ってからむくみだす人もいるようです。
じわりじわりと、気が付けばなんだか手や足が腫れぼったい、重い、チクチク痛い、など翌日になっても治らないやっかいな症状で、とても重くしんどいものです。
自分はリンパ節に関わる手術などしていませんが、それらの症状に近いと勝手に確信していました。
ICAA協会のMD法というのは、筋肉を温めてから緩ませ、筋肉のポンプ作用の働きを利用して老廃物を排出する方法です。
力任せにリンパを流すのではなく、筋肉に働きかけながら流すので揉み返しが起こることもありませんし、自分の筋肉の力を利用するので、持続性も高まります。
そんなMD法はリンパ浮腫の症状で悩んでいた自分にはぴったりの施術方法だと思いました。
さらにアロマオイルを使用することで、アロマテラピーの癒し効果・薬理効果も得られますし、痛み・浮腫・精神疾患・緩和ケア・在宅ケア・透析・糖尿病・妊産婦など様々な分野の臨床現場でも多く活用されているのです。